こんにちは。
よく「人生を変えたい」と思うなら、「食事・睡眠・運動」を意識して改善していくといいと言われます。
一方で、人はそれぞれに遺伝子も生活環境も違います。なので、一つの健康法が万人にとっての正しい健康法ではない場合も大いにあります。
自分に合う健康法が何かは、結局はあれこれと試行錯誤しながら見つけていかないといけないということですね。
私は、そのために本を読みます。日進月歩の医学と同様に健康法も人体に関する新しい発見によってアップデートされて行きます。
ということで、今回は満尾正氏著「食べる投資 ~ハーバードが教える世界最高の食事術~」を読んでの感想です。
変わりたいと思うなら一番にやるべきが「食事を変えること」。「食べる投資」を読んでの感想
まず、自分を変えたいと思うなら一番優先的に変えないといけないのが「食事」です。食事はただお腹を満たすだけのモノではありません。
身体は食事によってできているし、脳も食事にコントロールされています。
身体によくない食べ方は、太るし、肌が荒れたり、老化したり、キレやすくなったり、病気の原因になります。
食事は腸内環境にも影響を与え、そこから脳に影響を与えます。(もちろん、脳が腸に影響を与えることもあります。)
なので、「食事を変えること」ってすごく大事なことなのですよ。本当は若いころから気を付けた方がいいけど、健康なうちは気を付けないものですよね…
こうゆうところは、心配性の人の方が早め早めの対策をとるからいいのかもしれませんね。
最近の書籍にタイトルに多いなと思うもの…(つまらぬ愚痴?)
「ハーバードが」「スタンフォード式」「シリコンバレー式」とか、そうゆうのをよく見かけるな…
東大といってもあまり響かなくなってきたのか?
言ったこともないような地であるものの、シリコンバレーなどはIT系の聖地のような存在で、富裕層が多く、頭キレキレのエリートが沢山いるようなイメージ。
やっぱり憧れからついつい手に取りたくなるものなのか?
かく言う私も、ついつい手にとって読んでしまっているわけだ…(だからと言って、ただの主婦がエリートになれるわけでもあるまいに)
気を付けなければならないのは、「シリコンバレー」とかいい響きを付けた割に中身がない書籍。そうゆうのに当たって信じてしまったら辛いですね。そのためにも、いろんな本を読み漁ったり、参考文献の程度を見たりするのがいいです。あと、文章がその人の主観で書かれているのか、客観的データがどの程度盛り込まれたうえでの展開なのか。
「食べる投資 ~ハーバードが教える世界最高の食事術~」の感想
「食べる」ことがなんで投資なんだって思いますよね?そもそも日本人は「投資」という概念がそんなにない気もします。
投資にはリスクがつきものと言われますが、「食べる投資」については、リスクよりもメリットの方がはるかに大きい。リスクは何だ?
リスクは、一応上げるなら「お金がかかること」かもしれません。食事に気を遣えば、激安な炭水化物を買うことは無くなります。パスタのバカ食いもしないし、簡単に買える揚げ物も買わなくなります。
でも一方で、長い目で見れば太ることによるリスクを減らせる予防医学ということになります。病気になってからの痛みや治療費、通院時間を考えたら、結局は安いかもしれません。
本自体は悪くないけど、著者は諸所にうちの病院に来て検診を受けるといいよと薦めています。なので、この書籍の半分は営業活動のようにとらえています。
そりゃー、この本を読んだら「アンチエイジングドッグ」を受けてみたいなという興味も沸きます。
ちなみに、アンチエイジングドッグは154,000円(税込)かかるそうです。
参照:https://www.drmitsuo.com/clinic-work/
(数万円かと思いきや調べたら…この価格にビックリしつつ、去年、私の父がうん十万するらしいドッグを受けていたのを思い出しました。うん、行きたい方はどうぞ。)
私も、もう少し年を重ねたら高額な人間ドッグに行くようになるのかもしれません…( ;∀;)
「食べる投資 ~ハーバードが教える世界最高の食事術~」のいいなと思う部分をピックアップ
アンチエイジングドッグを受けなきゃ意味がないというわけではないです。
ドッグは、今の状態を知るものであり、結局は自分の食事を変えないことには何も変わりません!
ということで、ここは覚えておいて取り入れたいなと思うところ
サプリメントでビタミンD、マグネシウムを補給する
去年はプロバイオティクスを取り入れてみましたが、効果を感じられませんでした。プロバイオティクスにもいろいろな種類があるので、自分に合うものを見つけなきゃ意味ないようです。
次なる健康オタクの私の取り組みが、ビタミンDをサプリで摂ること。
免疫力を高めるためにもビタミンDを摂った方がいいと言われています。特に冬場は日照時間も少ないし、寒くて散歩も行きたくないし…
というわけで購入したのが
色々とミックスされたものもありますが、初めてなので一応ビタミンDのみのもの。
油と一緒に取る方が吸収がよいそう。
これも、次はまた別のを買うかもしれません。
また、マグネシウムも足りなくなりやすいミネラルの一つと言われています。
私の場合、足がつることはないですが、母が骨粗しょう症なので気にかけておいた方がいい気はします。
本来は食事で取れればいいものですが、無理ならサプリとしてとるのも選択肢として考えておきたいです。
ココナッツオイルの常備
去年試したココナッツオイル。悪くはないけど、常備油としては冬場に固まるのが気に入らなかったです。ただ、甘い風味で子供たちには好評な油でした。
炒め物には、EVオリーブオイルを使いますが、中華系にはごま油。
ゴマ油よりもココナッツオイルの方がよいようなので、油の選択肢として候補に挙げてもイイかなと思いました。せっかくなので、東南アジア風のレシピを増やしてもいいかもしれませんね。
それ以外は、結構私は実践していることでした。
甘い飲料を飲まない、トランス脂肪酸に気を付けるなど…
さいご
表紙は、結構盛っている感があります。もちろん、変に偏った考えが書かれているわけでもなく、一般の方が知って取り入れやすいことが書かれています。
「食べる投資」だけでなく、「食べない投資」を取り入れるのがポイントです。
健康意識が高い分、大体は「そうだよね~」と思いながら読める文章、健康に関しての再認識をしている感じです。
健康意識の低い人なら、もっと学びが多いかもしれません。とりあえず、腹にたまる食事を作ればいいと思っているシュフさんは一度読んでみてもいいかもしれない。家族のパフォーマンスのためにも。
まずは、食べていいものと食べない方がいいものを見分けて、「食べないもの」を家からなくしていくことがいちばんかな。
それだけでも、一歩成長な気がします。