人は、けっこうネガティブな考えを持っています。「持っている」とするのは、これこそが「認知行動療法」だからです。
考えを「する」のではなくて、「持っている」と理解するだけでも、そうとうに楽になれます。
今回おすすめするのは、玉井仁氏著「マンガでやさしくわかる認知行動療法」です。
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マンガによるストーリー形式なので、分かり易いです。
実際には、解説がたくさん書かれているので、その部分を読んで、自分で実践していくことが何よりも大切。
本を読んだだけでは、何も変わりませんから。
私たちは、人が自分のことをどう思っているのかが気になります。そして、「こう思っているんじゃないか」「こう思われていたら、どうしよう」と勝手に想像して、どんどんと落ち込むことがありませんか?
そのほとんどは、勝手に自分が作りだした想像、勝手な「読心術」でしかないんです。
しかも、結構当たっていないことも多い(笑)
「分かっているのに、どうしようしたらいいか分からない」というなら、一読する価値はあります。
認知行動療法は、私たちが持っている「思い込み」「考え方のクセ」などに気づき、要方向に向かわせてくれる手助けをしてくれます。
子育てでも、子供に対する思いの強さから「こうすべき!」と押し付けてしまうことがあるかもしれません。子供と衝突するのはなんででしょうか?
オトナが持っている「すべき論」を子供にも同じようにさせようとしているからかもしれませんね。
「子どもが本を読まない」というなら、親が率先して読みましょう。
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