5月からお腹の不調が続いています。
この前読んだ、安宅和人氏著「ビッグデータ探偵団」でも5月のヤフー検索でお腹の痛みを検索する人が多いというデータがあることが書いてありました。(新卒の子だったかな…ちょっとうろ覚えですみません。)
「けっこう皆、お腹痛くなること多いんだな」と思うと、安心したりもします。
お腹のゴロゴロを軽減できた低FODMAP食
お腹のゴロゴロだけならまだしも、嘔吐するほどの痛みを味わうと「さすがにやばいな」と思うわけです。とりあえず自宅にいる時だからいいものの、外食や飲み会でこんな症状になったら大変なことになってしまいます。
そこで、「腸」関する情報を読み漁っていくと色々なことを知ることができます。
去年見つけたのが「低FODMAP食」というもの。日本ではあまり知られていないのかと思いますが、医師の江田証氏が書籍を出版しています。
お腹にいいとされて食べているものがすべてNGなんですよ。もう、ビックリ。
私は、過敏性腸症候群だと思っているのですが、調べていくともしかしたら「小腸内細菌異常繁殖症候群(SIBO)」かもしれないとも思ってきました。
去年の今頃、レントゲン画像をみた医師が「小腸にまでガスがたまっている」と言っていたのもあります。
大腸以前に、小腸に問題があるんじゃないかと思うようになっています。
参考になったのは、こちらの記事
とはいえ、体重が増えないってのはないです(苦笑
ときたま、夕方に有り得ないくらいの倦怠感を覚えることがあります。立っているのがやっとこさ、冷や汗が出て、ぶっ倒れそうになるみたいな症状も、もしかしたら関係しているのかも…
とかとか! あくまで想像ですが、腸が「第2の脳」であり、いろいろなホルモンを出して脳をコントロールしていると考えれば、腸の不調が身体のいたるところにエラーを起こしていてもおかしくないってことなんです。
話がそれましたので、元に戻します(;'∀')
江田証氏の提唱する低FODMAP食は、わりと緩い方だと思います。それでも、私はこの4週間でだいぶお腹の不調が楽になっていているのである程度の成果があったようです。
これは、食事の変化と合わせて、環境の変化もあります。子供が学校に行くようになり静かに過ごせる時間が増えたこと。おかげでストレスがかなり軽減されて、メンタルが比較的安定しています。
お腹の不調には、
- 遺伝的要因
- 幼少期の環境
- 食べ物
- ストレス
- 腸内細菌のバランス
など、いろいろな要因が絡み合っているので、どれか一つだけを解決してもいい方向に向かうとは限らないのです。
低FODMAP食は、科学的根拠のある治療法とされています。一方で、エムラン・メイヤー著「腸と脳」では、
抗生物質・プロバイオティクス・特殊な食餌療法、糞便微生物移植などで有効なのかを判断する明確な基準はない
と述べられていました。
要するに、「絶対これは効果がある!」というものはないのでしょう。いろいろと試してみて、結果的に「これが自分に合っている」というものを見つけるしかないようです。
それまで、しばらく辛いけど、 自分の体と心とうまく付き合っていきたいです。
低FODMAP食について、簡単なものはネット記事でありました。
もっと詳しく知りたい方は、書籍で読んでみると原因から理解して取り組めるようになりますよ(^^♪
私は、今は整腸剤とマグネシウムのお薬でおなかの調子を調整しています。できれば、薬からは卒業したいので、今後は「プロバイオティクス」を試してみます。
あと、大好きな小豆やサツマイモが食べられるか、これから自分に「合う食材」・「合わない食材」を見つけていこうと思います。