今日も、エムラン・メイヤー著「腸と脳」から、やっぱりアメリカ的日常食はNGというお話です。
内向性75%のアラフォー子育て主婦です。今一番の悩みは過敏性腸症候群です。特に夕方もしくは夕食後にお腹が痛くなりやすく、原因と対策を調べています。
読書オタなので、腸に関する書籍を読み漁っています。書籍は、非常に奥深かったものの内容的には難しいので、かいつまんで記憶に残るようにこの記事に記録しています。
同じ悩みを持つ方に読んでほしいです(^^♪
体調不良を治す、一番手っ取り早い方法①動物性脂肪を控える
一言で言えば、「動物性脂肪を控えましょう!」ということです。
身体の様々な不調の一つに、動物性脂肪による慢性的な低悪性度炎症が考えられているからです。
たぶん、ほとんど意図的に食べなくても支障はないのかもしれません。
体調不良も何もかも、食べ物と腸内微生物が関係している?
腸は、「第2の脳」と言われているのだそう。腸内にいる微生物は、人の持つ遺伝子の100倍もの遺伝子を持っており、私たちがまだまだ解明していない活動を日夜行っているんです。そのおかげで、私は今日も生きているといえるのかもしれない。
腸内微生物たちの食べ物は、もちろん私たちが食べている食事です。時に、私らをも食べるそうですが。
食事を分解したり、身体に必要な物質を生成してくれたり、脳に送る情報伝達物質を作り出したりしています。
とはいえ、身体に必要な物質ばかりを生成してくれるわけではありません。それは、時に体に不都合な物質を生成することもあります。
アメリカ的日常食に含まれる動物性脂肪
書籍で、悪いとされているのは、アメリカ的日常食。特に、動物性脂肪と人工甘味料に焦点が当てられています。
動物性脂肪の過剰な摂取(普段食べている時点ですでに過剰になっている可能性もある)は、慢性的な低悪性度炎症を引き起こすとされています。
この数年、体内の慢性的な炎症が色々な病気の原因になっているのではないか?という話をきくようになり、それはどうしたらなるものかと思っていました。
慢性的な低悪性度炎症を引き起こす原因に、動物性脂肪があったのですね…
「脂肪分は食べると太る」としか思っていなかった私にとって、改めて食生活を改善しなきゃと思うようになりました。
「簡単だし、子供が満足しているから」と安くて脂身の多い肉を買って食べている場合じゃないのかもしれない。
「こってり濃厚スープがたまらない」からって、チャーシューたっぷりの背脂入りとんこつラーメン食べている場合じゃないんですよ(昔好きだった)。
正直、この書籍を読むともう食べようという気は起きなくなります。(難しい言葉で、科学的根拠に基づいて理詰めにされて、「よしハンバーガー食べに行くか!」とできる私じゃない。)
腸内での炎症は、センサーが発した満腹シグナルに対する迷走神経の感受性を、また視床下部では、腸から送られてくる満腹シグナルに対する感受性を、ともに低下させる。(p.234)
動物性脂肪を摂ることで起こる炎症は、「お腹がいっぱい」と感じさせにくくしているんです。がゆえに、食べ過ぎる。太る。悪循環が続く。
この出来事に一躍買っているのは、腸内微生物の中にいるんです。(だから、デブ菌とか痩せ菌という言葉が誕生したのか?)
ちなみに、我々の祖先は、ほとんど動物性脂肪を食べて暮らしてはいません。現代ならではの問題なのです。
まとめ
腸内微生物によって、多大な恩恵を受けている一方で、現代のアメリカ的日常食は体にとっては不都合なようです。(食品メーカーにとっては好都合なのですよ?)
全く食べないというのは、無理かもしれませんが、回数を減らすことはできるはずです。特に、主婦であれば、食材を選ぶ権利があります(^o^)/