すこやかぐらし

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「楽して痩せるダイエット食品」は、むしろデブの源?

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巷に数多くあるダイエット食品、「これ一本でおなかが満足する!」「低カロリーでたくさん食べても後悔しない!?」ついつい手をのばしたくなってしまいますね。

 

そうやって、買ってはみたものの、あなたは痩せましたか?

 

私も人のことを言えるほどスタイルがいいわけではないので(むしろ貧乳&下半身太り(*_*;)、言いはしませんが、心の中で思っているかもしれません(笑)

 

今回も引き続き、エムラン・メイヤー著「腸と脳」で学んだことをアウトプットしていきます。

 

sukoyakagurashi.hateblo.jp

 

 「楽して痩せるダイエット食品」の甘い罠

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「低カロリーでも甘い」という人工甘味料。食品パッケージの原材料名のところを見ると、多くの食品に添加されているのに気づきます。

 

人工甘味料」と記載されていないこともあります。

「甘味料(スクラロース)」とかいう形で表記されていたりします。この書籍では、サッカリンも記載されていますが、日本ではあまり見かけないです。むしろ、スクラロースアステルファムKなどの方が見かけることが多いです。

 

私がビックリしたのは、しょうゆにまで添加されていたこと。できれば、原材料に記載されている数が少ない食材を買った方が人工的なコントロールは少ないのかもしれません。

 

現代社会で、「痩せている、スラッとしている」ってすごく魅力的な言葉です。私も憧れます。でも、それを叶えてくれるのは人工甘味料ではありません。むしろ、食べれば食べるほどに痩せることはなくなるのだそうです。

 

人工甘味料は、結腸で吸収される短鎖脂肪酸を増産して余分なカロリーを生む方向へと、腸内微生物の代謝経路を変える。つまり人工甘味料を摂取すると、身体は、小腸で吸収される糖分の欠乏を埋め合わせるために、マイクロバイオータを動員して、それが生成する代謝物質から、結腸でより多くのカロリーを引き出そうとするのだ。(p249-250)

 

人工甘味料は、身体をだまそうとしています。本当は、カロリーがないのに甘い。元来、人は「甘い=カロリーがある」という情報を持っていました。

 

なので、腸内微生物たちも「甘いんだからカロリーがあるんだろ!もっとカロリーをよこせ!!」と行動するようになるのでしょう。

 

ここでひとつ、私の中から疑問が出ました。

「カロリーがないんだから、その食材自体から必要以上のカロリーを得ることはできない。だから、太らないのではないか?」

 

甘いものを口にすると、人は血糖値を上げます。でも、人工甘味料は甘いけど血糖値自体は上げません。脳を一時的にだますことはできるのです。一方の腸内微生物はもっとカロリーをよこせと脳に指令を送ります。

 

結局、甘いものがもっと食べたくなります。

 

人は、なかなか欲求に勝つことはできません。なので、食べてしまうことでしょう。以後、悪循環。

 

一度、悪習慣を止めれば食べなくても平気になる?

私は、3月までちょっと小腹がすいたらお菓子を食べるのが癖になっていました。

「食べるのは、ほんの1つだから」と、家で作業していると1・2時間おきにちょこちょことつまみ食いをしていました。

だってね、小腹がすくんです。「脳が何か食べよう」と言っているんです。目のまえに、欲求を満たせるお菓子があれば食べちゃいます。

 

誰も見てないし、1つしか食べないんだから…

 

これは、やっぱり危険ですね(笑) と言いつつも、けっこう同じことしてしまっている女子は少なくないと思っています。

 

「気晴らし食品の誘惑」

前回の記事でも書きました「低悪性度炎症」。動物性脂肪や人工甘味料などによって炎症が起こるとされています。恐ろしいことの一つに、食欲のコントロールに悪影響を及ぼすことがあります。

ストレスを受けたときにつねに気晴らし食品を口にする女性は、ストレスに対抗する生理的な反応が弱い(p.238)

 とあるように、実は小腹が空いたと感じているのは、ちょっとしたストレスに敏感になってしまっているからなのかもしれません。

 

4月に太ったこともあり、反省してお菓子を食べるのは週1回にしています。

この習慣は、始めは無理かと思いましたが、意外とできます。記事が長くなってきたので、別の記事で私のお菓子断ちの方法を紹介します。

 

本当に恐ろしいのは、後々の脳疾患などを引き起こすことなのですが、まずは目先のことを考え、習慣を変えていけばいいと思います。 

まとめ

高脂肪食や人工甘味料は、腸内微生物にも影響を及ぼし、低悪性度炎症を引き起こします。そして、食欲のコントロール機能が損傷すると食べ過ぎの傾向になります

本当は「楽して痩せる」つもりだったのに、むしろ食べてしまっている…というあなたは、食べるものを見直す時なのかもしれません。